初代SWGPヘビー級チャンピオンが遂に決定!
NSW初のタイトルを賭けた初代SWGPヘビー級王者決定リーグ戦。
その過酷なリーグを勝ち残った上位4名で行われた決勝トーナメント。
準決勝、優勝候補と言われた
ONSHOを見事下し、
決勝に勝ち登ったハゼ ヒロシ(以下ハゼ)。
初代WMG王者を相手に死闘を演じ、
スーパーサンダードライバー2連発で
破ったSuperSundaDragon(以下SSD)。
――――― 二人の最後の戦いがいよいよ始まる。
パワーで勝るSSDに動きを封じられ、序盤から苦しい展開のハゼ。
試合時間が5分を経過しようとした時、
ようやく本来の調子を取り戻したハゼが反撃を開始。
ここからお互い攻守一体の戦いへと突入。
9分過ぎ、唐突にSSDが仕掛ける。
必殺のドラゴン スーパーサンダーキックが
ハゼにクリーンヒット! そしてフォールへ。
が、それをカウント2で返したハゼは
裏投げ&ジャイアントスイングのフルコースで応戦。
だが、SSDもすぐさまそれを返し、会場を沸かせる白熱の攻防。
12分、しぶといハゼに痺れを切らした
SSDは準決勝でアジシオを沈めた
スーパーサンダードライバーで
ハゼをリングに突き刺す。
更に、場外のマットの無い上でもスーパーサンダードライバーを
繰り出され、絶対絶命の状況へと追い込まれるハゼ。
しかし、ここで油断したSSDの一瞬の隙を見逃さなかったハゼは
見事体勢を入れ替える事に成功。
そして、SSDをリング上へと戻すや否や
豪快な裏投げ2連発で
強烈にマットへ叩きつける。
これで決まったか とも思われたが、カウント2でなんとか凌ぐSSD。
だが、その直後に
間髪入れずに放たれたハゼ渾身の
ドラゴンスープレックスを
返す力は残っておらず、カウント3。